レゴ®️ブロック至高論その2

レゴⓇブロックの遊び伝道師兼、

アチーバストレーナードリームファシリテーターのあいはらです


前回の記事「レゴⓇブロック至高論その1」の続きです。

粗悪な類似品が本当に多く出回っています。

Amazonなんかで「レゴ」って検索しても「互換」とうたって

平然と売られているのが現状です。


最近では100円均一のお店やディスカウントストア、文房具店などでも

模倣品が売られています。


はっきり言ってあまり知らなければ買っちゃう人も

多いからこそ、そういう商品が販売されているのでしょう。

※中には模倣品と知っていて買う人もいる…


社会倫理的な問題でも許しがたいことですが一応LEGO社が

裁判で勝訴している記事を紹介しておきます。

玩具メーカーのレゴ、中国でコピー商品巡る裁判に勝訴

またレゴ好きの間では有名な話ですが警察が摘発した例もあります。

中国警察、レゴ模倣品の製造元を摘発 33億円相当の商品押収


個人的には模倣品とは言え、それだけの生産ラインを確保できている

事が驚きです。どんなところで作ってるんでしょうね。


しかしブロックの形状を模すこと自体は実は裁判で

LEGO社が敗訴しています。「レゴブロックの立体商標の取消


上下の違いは何かというと


商品そのもののコピー品は製造販売したらダメよ

レゴⓇブロックの形状を模したブロック玩具を製造販売してもいいよ

という結論になっちゃってます(あくまで個人的な言い回しをさせて頂きます)


だから売られちゃってるのもしょうがないんですね。

ただ思うのはLEGO社の開発チームが試行錯誤して作り出した新しい形の

ブロックパーツ自体をコピーすることが本当に認められるの?っていう疑問は残ります。


デザイナーに友達もいるだけに個人的には「ダメでしょ」と思いたいです。


それでもレゴⓇブロックにこだわるのは

先の記事にも挙げた「創業者の理念」がいちばんにあげられます。

※デンマークのレゴ本社内 ライオンハウスと呼ばれる関係者とその知り合いのみが入れるミュージアムに展示されています。

子供たちに最高のものを Only the best is good enough

と訳されていますが、自分たちの商品が常に最高・最善であるものを提供し続ける

という社訓となっています。


それはブロックにも息づいていて、精密に製造されています。


模倣品の粗悪なもので子供が遊んだ時に、

うまくはまらなかったり、すぐに壊れてしまったりしたとします。


子供たちは壊れてしまった理由を自分のせいにします。

本当はその物自体が粗悪だから故なのに。


創業者オーレ・キアク・クリスチャンセンはそれを危惧していたそうです。


だから自社の製品にはそういうことはあってはならないと

この言葉が残されたそうです。


私も、その思いに感銘を受けているからこそ、

模倣品ではなくレゴⓇブロックを純粋に触ってほしいと思います。


そんな中LEGO社も面白い特許を取得しています。

レゴが3Dプリントの変わった特許を取得 ユーザーが自由にカスタマイズできる

時代に合わせたいろいろな試しみをされているようです。


今回はここまで。お読みいただきありがとうございます。

次回の記事ではブロック玩具共通の利点について触れながら書きます。

お楽しみに。

0205 play with Brick

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